埼玉・行田の伝統産業を守りたいと建築士の岡田知貢さんが立ち上がった。始めたのはスリッパづくり。行田・南河原地区は戦後スリッパづくりが盛んになり、年間3000万足を製造していたが、安い海外製品の輸入などから、多くの業者が廃業。2018年、地元の商工会は、南河原スリッパプロジェクトを始動し、岡田さんも商品開発に参加した。しかしプロジェクトに関わった業者まで廃業し、岡田さんは事業承継に名乗り出た。今年3月には工場を開設し、経営に乗り出した。
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