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「南海トラフ地震」 のテレビ露出情報

住友林業が開発した木造の壁は金物を一切使用しておらず、積み重ねて上から圧力をかけている。ポストテンション工法といい、木材の中に鋼棒を入れて上と下で締め付け、一箇所あたり100トンくらいの重しを上から載せたような状況を作り出す。木造は軽いというのが特徴だが、軽すぎると地震等で透過する可能性があるため、地震等のエネルギーを吸収するために金物を使用して吸収させる。去年アメリカでこの技術を用い木造高層ビルを建て実験を行った。阪神・淡路大震災級の揺れで安定性を確認した。対談で真山さんは木造が弱いイメージについて質問した。住友林業・中嶋さんは実験で南海トラフ地震といった地震波で51回実際に揺らしたが構造躯体には何ら損傷はなかったと話す。このエビデンスを構築し階層によって同じ1つの構造だけではなく、それぞれの階に適合できるような研究開発を進めていると述べた。
木造建築において、建築コストの改善が課題になっている。中低層の木造建築コストは鉄筋コンクリート造より2割ほど高いとされている。それに対し中嶋さんは現状ではコストを抑えるのは難しいため、部材のコンビネーションで合理性を考えていると話す。低コストの切り札として木材とコンクリートのハイブリット木材。コンクリートと組み合わせることで木の梁よりも寸法を小さくすることができる。日建設計と共同開発し、価格の高い木材の分量を減らしコスト削減、揺れ軽減を実現した。工夫点はギザギザの加工があり、加工部分にコンクリートをジョインさせ強固につなげている。かつては関東大震災等で多くの木材建築が消失した。そのため建築基準法では大型建築の建材には厳しい耐火基準が設けられている。
かつては関東大震災等で多くの木材建築が消失した。そのため建築基準法では大型建築の建材には厳しい耐火基準が設けられている。このハイブリット素材は建築基準法に適応することに成功。木は火に弱いイメージがあるが、住友林業では木だけで燃えとどまらせるため鉄骨の鋼管に木をまとわせて耐火部材にしている。この鉄骨は国の認定も取得している。この新技術のポイントは木の組み合わせにある。スギは着火すると燃えやすく炭化しやすい。そのため表面上は炭化を早くして内側はできるだけ燃えにくい材料を使用する。カラマツとスギの二層構成でこれまでにない耐火性能を実現した。中嶋さんは木にこだわるために適材適所から他の素材を組み合わせることで工作物の価値を高めたと話した。今ある素材を木に替えて環境だけではなく企業としても収益を上げて発展していくために木自体をどのように昇華するかが大事と述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月13日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(リポート)
和歌山県串本町出身の阪本繁紀さんが去年出版した漫画。舞台は東日本大震災の被災地・福島県いわき市。女子高生を主人公に、災害の恐ろしさなどを描いた。阪本さんは新聞記者をしていて、趣味の漫画で震災について伝えようと自費出版。きっかけは、地元・串本町は南海トラフ巨大地震で大きな被害が出ると想定されていること。出版にあたりいわき市を訪れ、被災者にも直接取材。防災教育に[…続きを読む]

2025年5月12日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュースNHK NEWS WEB オススメ特集は
今回の大阪・関西万博会場では大屋根リングと静けさの森で落雷のリスクが高く、雷雲が近づいた場合には立ち入り規制と避難を呼びかけるとしている。先月には実際に雷雲が近づいたため避難が呼びかけられた。大屋根リングには外側の縁に雷を逃す設備が整備されていて、リングの下に入れば安全だという。一方熱中症対策としては地面からミストを出したり無料の給水スポットを設けるなどして[…続きを読む]

2025年5月11日放送 10:05 - 10:50 NHK総合
明日をまもるナビ(明日をまもるナビ)
南海トラフ巨大地震の新しい被害想定について、死者数は最悪の場合29万8000人で津波が21万5000人で最多、建物倒壊は7万3000人、地震火災は9000人ということ。前回と比べ8%減だが国の目標は10年間で8割減らす予定だったということ。理由について福和伸夫さんは耐震化が進まなかったこと、津波からすぐ逃げる意識の向上の証拠が見つかっていないなどのだと解説し[…続きを読む]

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