津市の沿岸部にある三重大学は、南海トラフ巨大地震で津波や液状化などの被害が発生すると想定されている。きょうの巨大地震を想定した訓練には学生や教職員などが参加した。学生たちは身を守るために机の下にもぐった後教職員に誘導されながら屋上に避難した。また教職員が担架などを組み立てケガをして動けなくなった人を校内の救護所まで運ぶ訓練をしたほか、敷地内の被害状況をドローンを使って確認する訓練も行った。川口淳教授は、地震と津波のリスクがあるということを正しく理解してそれぞれが状況に応じた正しい行動をできるようになってもらいたいと述べた。
