相次ぐ山林火災を受けて福島県内の消防などが山火事を想定した訓練を行い、ヘリコプターで上空から消火を行うための関係機関の連携や手順を確認した。訓練は本宮市郊外の運動公園で行われ、約40人が参加した。訓練は市内で山火事が起きたという想定で行われ、まずヘリにワイヤーで吊り下げる消火用のバケツに約500Lの水を注水した。そして水が貯まるとヘリは離陸。火災現場に見立てた場所を目がけて上空から放水していた。今日の訓練では注水から放水までの一連の作業を3回繰り返し、参加者は互いに声をかけ合ったり手で合図を送ったりして、ヘリの離着陸の際の安全確認やバケツに注水する際に連携して速やかに作業する手順を確認していた。