暑さが本番を迎える中、日南市の海水浴場では海開きを前にきょう、地元の建設業者などがボランティアで重機を使って砂浜を平らにしたりごみを拾ったりした。この取り組みは海水浴客に気持ちよくビーチを使ってもらおうと、日南市南郷町の商工会の建設業者を中心に観光関連の業者なども参加して行われた。地元の栄松ビーチには、けさおよそ20人がボランティアで集まり、高圧洗浄機を使って砂浜に通じる階段にたまったほこりや汚れをきれいにした。また、砂浜に落ちているペットボトルなどのごみや流木などを拾い集めたりパワーショベルなどの重機を使って凸凹になっている砂浜を平らにならしたりした。栄松ビーチは例年、海水浴シーズンにおよそ1万人が訪れる人気の海水浴場で、ことしは今月13日に海開きが行われる。南郷町商工会工業部会・沼村誠一部会長は「日南に来た人に少しでもきれいな海を味わってもらいたい」と話した。