サッカーW杯アジア最終予選の速報。2試合を終えてグループ首位の日本は、W杯に直接出場できるグループCの上位2チームに入っている。日本時間きょう3時から始まった敵地でのサウジアラビア戦、サウジアラビアはアウエーでは3戦全敗している相手。現地は夜でも気温32℃と完全アウエーの中、日本は前半14分、右サイドのクロスを三笘薫が折り返し、守田英正がヘディングで落して最後は鎌田大地がゴールを決める。サウジアラビアは前半42分、強烈なシュートを放つが、“日本の守護神”ゴールキーパー・鈴木彩艶(22歳)が右手一本でスーパーセーブ。日本は前半アディショナルタイム、上田綺世がシュートを放つが、相手キーパーの好セーブに阻まれる。日本は1点をリードして前半を終えると、追加点を狙う後半21分、守田英正のロングパスを受けた三笘薫が切り込んでシュート。しかし、ここは味方に当たってしまう。それでも日本は、上田綺世に代わって小川航基(27歳)を投入すると、後半31分のコーナーキックのチャンスで、身長186cmの長身・小川航基がヘディングシュートを決めて追加点を奪う。日本は最後まで無失点に抑え、サウジアラビアに2対0で勝利。先制ゴールの鎌田大地(28歳)は「これだけ暑くて、サウジアラビアはすごくいいチームなので、無失点で勝利できたのはチームとしてよかった」と語った。日本代表は来週の火曜日、ホームでオーストラリアと対戦する。