現在、約90の国・地域で医師の処方箋なしで薬局などで緊急避妊薬の購入可能。日本では今日から試験販売が実施され1錠7000円~9000円。医師は「日本は性教育が遅れ避妊法が学習指導要領に入っていないため正しく学ぶ機会がない。世界ではリプロダクティブ・ライツという女性が否認や妊娠について自分で決められる権利が浸透しているが日本では、その概念が浸透していない」として認識の低さをあげている。また医師は緊急避妊薬が必要になった人の中には男性が否認してくれなかったケースが一定数あり「避妊は男性も簡易することでありパートナーを大切にすることや性的同意について男性も意識を高めることが必要」と指摘している。試験販売は今年度末までの予定だが厚労省は今回の調査結果を踏まえ緊急避妊薬が必要な人に適切な形で届くよう検討を進めたいとしている。