厚労省は、2年間の臨床研修を終えた直後、美容クリニックで働き始めるもしくは開業する医師が増加していることを受け、歯止めをかけるための対策案を打ち出した。皮膚トラブルなど一部の症状を保険適用で治療することもあるため、保険診療を扱う診療所などを開業する要件に、病院で3年以上保険医として勤務することを求めるという。尾崎は、「直美」は、保険診療などの歪の象徴であり、対策をしていくことで、安心して医療を受けられる体制を維持していくことにつながるなどとし、整形外科に進む層と直美に進む層は全く違う、整形外科は大掛かりな手術も行う一方で、直美は簡便な処置が多いなどと話した。安部は、分業やテクノロジーの導入を進めながら、勤務医の待遇改善を進めていく必要があるなどと話した。玉川は、医療にかかるコストは増大している、保険適用外の治療などは料金を上げるなどしなければバランスがとれなくなるなどと話した。