厚生労働省の審議会は、今年度の最低賃金について過去最大の63円引き上げる目安を取りまとめ、全国平均の時給は1118円となった。目安どおりに引き上げた場合、すべての都道府県で1000円を超えることになる。引き上げの理由について審議会は、「物価の上昇が続く中労働者の生活費を重視したことや、中小企業を含めた賃上げの流れが続いていることなどをふまえた」としている。今後都道府県ごとに具体的な引き上げ額が決められ、新しい金額は10月以降適用される見通し。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.