いまインフルエンザの感染者が再び増加している。8月末から季節外れの流行を見せたインフルエンザの患者数は10月に入り一旦落ち着き、先月18日までの1週間は注意報レベルを下回る9.08人だった。しかしそこからじわじわと上昇し、今月1日までの1週間は10.26人と再び注意報レベルとなった。先月31日にインフルエンザと診断されたという男性によると、39度まで熱が上がったという。近隣の学校で学級閉鎖はあったものの現在は収束傾向だったという。先月にはワクチンを接種済みだった男性。東京都内のクリニックでは、女性が先月末にインフルエンザA型と診断された。インフルエンザの患者が先月中旬と比べて約2倍に増加しているという。院長は異例の多さだという。日本感染症学会専門医の寺嶋毅医師は「学校などで行事や集まる機会が多く、そこから感染が増えているのでは」と語った。学校内で広がり家庭内に持ち込まれ拡大したという。実際に今月1日までで学級閉鎖や学年閉鎖などの実施は、全国で2451校にのぼった。年末の流行での急激な増加について、寺嶋医師は「定点で5以下に抑え込めれば、例年並みあるいは例年より少ないと推移することになる。家庭でも注意することが大切」などと語った。
