ことし4月から6月のGDP成長率は年率で3.1%増と大幅なプラスとなったが、その要因の一つとなった個人消費は1年3か月ぶりにプラスになった。5月6月は百貨店の売り上げが前の年に比べ14%台の増加となっている。外国人観光客による買い物が多いだけでなく、日本の若い世代の間でも10万円以上するアクセサリーなどの購入が増えている。「YAMAHISA USED CLOTHING SHOP 原宿竹下通り店」では7月になった途端売り上げが減少した。猛暑で客足が遠のいたのではないかとみている。「ロールアイスクリームファクトリー」でも客が暑さで行列に並ばず客数が減少。今後は南海トラフ地震への懸念や株価の乱高下などが消費に影を落とす可能性も。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林主席研究員は安心感が広がってこないと手元にお金があっても使おうという気になれないと指摘した。