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「原爆投下部隊」 のテレビ露出情報

太平洋戦争末期、日本への本土攻撃を強めた米国。人類史上初めて原子爆弾の開発を成功させたが同時に新たな課題も生まれていた。規格外の大きさを持つ爆弾を正確に投下できるのか。「トップシークレット」と書かれた米国の資料、記されていたのは原爆の父、オッペンハイマー博士らが行った会議で述べられた模擬原爆の重要性。米国の砂漠地帯で行われた模擬原爆の投下練習とみられる映像。落下の軌道が安定しないという問題を抱えていた。着弾精度を上げるために行われた日本での投下訓練。落とされた模擬原爆は全国で49発、犠牲者は400人。神戸・摩耶山で着弾地点の調査を続けている神戸大学大学院生・西岡孔貴さん。地中から出てきた模擬原爆の一部とみられる金属片。今後は別の場所に落とされた模擬原爆の破片と成分を比較し確認する予定だという。日本全土を巻き込んだ大規模な作戦。戦後長らくこの事実が明らかになることはなかった。愛知で社会科教師をしていた金子力さん。米軍資料に残されていた模擬原爆に関する作戦資料を探り、日本で初めて模擬原爆の存在を明らかにした人物。調査を進めるうちに模擬原爆に隠された米国の意図が見えてきた。金子さんが注目したのは弾頭部分。模擬原爆の証拠が残らないよう着弾の衝撃で爆発する接触信管が3つ。確実に不発弾が残らない設計になっていた。全ては原爆を成功させるため。「模擬原爆がもたらした被害も核が生み出した被害だ」と語る。

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