スキーブームは90年代前半がピークで、当時のスキー人口は約1860万人にのぼった。リフトを利用するのに2~3時間待ちはざらだったという。ある男性は22~23時まで仕事をし、それから夜行バスでスキー場に行っていたと振り返った。スキーブームの火付け役となったのは87年に公開された「私をスキーに連れてって」で、原田知世が主演を務めた。光の反射、スキーウェアにゴーグル姿に惹かれてしまう現象は「ゲレンデマジック」と呼ばれた。後日、他所で再会すると興醒めしてしまうこともあったという。近年はレジャーの多様化、暖冬などもあって、スキー人口は激減。
