公示まで1週間に迫った参議院選挙。今回は125議席を巡って争われ、各党は候補者擁立の詰めの調整を進めている。焦点のひとつ関税を巡ってきょう赤澤経済再生相は日米交渉のためワシントンに向けて出発した。自民党・森山幹事長は「先行きの見えない時代からこそ正直な政治をしなければならない」などと述べた。非改選の議席をあわせ、自民・公明あわせて与党で過半数の維持を目指す。そのためには今回50議席が必要。立憲民主党・辻元代表代行は「政権を根こそぎ代える、そんな選挙にしていかないと」と述べ、参院を与野党逆手に持っていくと目標に掲げた。日本維新の会は6議席以上の獲得を目標、国民民主党は16議席以上獲得し非改選の議席あわせ21議席以上を目指す。共産党は選挙区とあわせ8議席以上、れいわ新選組は7議席、参政党は6議席、日本保守党は1議席でも多く獲得、社民党は選挙区とあわせ3議席以上をそれぞれ目標としている。焦点のひとつが関税交渉。7月9日が相互関税の一時停止の期限となっている。赤澤経済再生相はベッセント財務長官、ラトニック商務長官らと会談したいとして調整を進める。参議院選挙の投票は3連休中日の7月20日。期日前投票の利用も呼びかけられている。