夏の参議院選挙に向けて社民党の福島党首は、党の全国代表者会議で「平和で安心して暮らせる社会をつくるために社民党こそ必要だ」と述べたうえで、比例代表と選挙区であわせて3議席以上の獲得を目指す考えを示した。社民党は全国代表者会議を開き、党所属の国会議員や地方議員などおよそ70人が参加した。この中で福島党首は「国会では、与党の過半数割れを受けて様子がずいぶん変わった。今まで自民党の反対で成立ができなかった選択的夫婦別姓や同性婚などを実現していかなければならない。平和で安心して暮らせる社会をつくるために社民党こそ必要だ」と述べた。そのうえで、夏の参議院選挙で3議席以上獲得を目指すとした。