記録的な大雨で最上川の堤防の一部が欠損し、大規模な浸水被害が起きた山形県戸沢村で4日、堤防の応急復旧が完了し、国道47号の一部で通行止めが解除された。応急復旧工事を終え4日に開通したのは、山形県戸沢村の国道47号の一部。堤防の役割も果たしていた国道47号は、先月の記録的大雨で最上川が氾濫し、およそ100mにわたって欠損していた。その後、欠損した箇所をコンクリートのブロックなどで補強する応急復旧工事が行われ、着工から1週間余りで通行が可能となった。これにより、新庄市から戸沢村古口方面までの通行が可能となった。国交省・新庄河川事務所・黒沼俊一事業対策官は「国道47号は新庄~酒田の幹線道路になっているので、早急に復旧するのが我々の使命」と話す。一方、庄内方面への通行は、あと1週間程度かかる見込み。