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「古書院」 のテレビ露出情報

京都の桂離宮は17世紀はじめ、八条宮智仁親王により建てられた。その目的は月を見て和歌を詠むこと。月見は貴族の極上の楽しみだった。そのため、桂離宮は月にこだわり抜いて作られている。茶屋 月波楼では月の出と池に映る月の両方を楽しみ、その想いを歌にした。古書院には月を見るための台が大きく庭にせり出している。桂離宮には感覚に訴える“ゆらぎ”が施されている。
十三夜の月は中秋の名月の十五夜に次いで美しいと言われ、少し欠けた月を愛でる日本ならではの風習だ。月波楼から見える月は庭と調和している。月光が庭園を銀色に照らし、道に小石を敷き並べた霰こぼしは星のように輝く。

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