去年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞したFRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」や、TikTok上半期トレンド大賞にノミネートされた超ときめき宣伝部の「最上級にかわいいの!」など、自分を褒めるフレーズが特徴の自己肯定ソングがヒットしている。TikTok上半期トレンド大賞のミュージック部門賞に選ばれた「全方向美少女」を手掛けた乃紫さんは「SNSが主流で無意識に人と比べてしまって、自分やみんなの外見が気になる中で、自分が思う美しさや可愛さを追求しようという思いで出した曲だった」などと話している。また、番組が調べたところ、メイク中に聴く若者が8割を超えていた。また、Hone Worksの「可愛くてごめん」もその一曲。オリコン担当者の礒野和英さんは「ここ1~2年で見ても、Adoさんの『私は最強』が3億回再生されてますし、自己肯定感を上げているところにつながっている」などと話した。