先週金曜日、中国が新型空母「福建」を就役したと発表した。就役式には習近平国家主席も出席した。これまで中国は「遼寧」と「山東」の2隻の空母を有していたため、3隻目の空母となる。その最大の特徴は、中国メディアが「世界先進レベル」と伝えている「電磁式カタパルト」を有していること。これまでの3分の1の距離で離陸させることができるという。小谷哲男教授は「カタパルト式になったことで、武器や弾薬、燃料を満載した状態で戦闘機を飛ばすことができる。これによって空母の戦闘能力を最大まで発揮することができる。もし台湾を封鎖するということになれば、台湾を取り囲む形で3隻配備することで圧力をかけることになる。中国の空母は、日米にとってはあまり大きな脅威にはなり得ない。日米は対艦ミサイルを大量に配備していて、潜水艦も極めて高い能力を持っている。空母を持つということは、大国としてのステイタスになる。また東南アジアはまだ対艦ミサイルや潜水艦を持っている国が少ないので、南シナ海の領有権争いでは空母が有効な手段になる」などと語った。
