江戸木版画彫師・長尾次朗は、兄とともに東京都優秀技能者「東京マイスター」に選ばれている。そんな長尾のONE MOMENTは「線の輪郭を彩る瞬間」。最も重要で、かつ難しい工程は人物画の顔。江戸木版画は一色ごとに刷り、十色ほどを重ねて仕上げていく。紙の風合いを保ちながら色を重ねることが求められる。また、長尾家にとって鳥越神社は代々大切にしてきた場所であり、甥も祭りに参加するなど、つながりを受け継いでいる。
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