アメリカ・ブリンケン国務長官が中国を訪問した件について別府さんは「今年2月に予定されていたが延期されていた。中国の気球がアメリカ上空を飛行し、アメリカ軍が撃墜したことがあったが、その結果米中関係が一段と悪化したために延期となったものでした。ABCは『両国がここ数週間何度もやり取りし、今が適切なタイミングではないかと共通の結論になった』と伝えている。このままではいけないという理解が双方で決断されたのではないかと思う。実際に先月には南シナ海上空で米軍偵察機に対し中国軍の戦闘機が前を横切ったことや今月に入ってから台湾海峡でアメリカ軍の艦艇の前方を中国軍の艦艇が横切るということが発生しており、危険な行為が続いている。対立ではなく対話。外交関係が改善することは極めて重要で、訪問の行方を注視したい」などと話した。