台湾を訪問した自民党の麻生副総裁。蔡英文総統と会談。台北市では、「戦う覚悟です」と発言。「金をかけて防衛力を持っているだけではだめ、それを使う。台湾海峡の安定のために日米の防衛力を使うという明確な意志を伝える」という。「戦う覚悟です」を中国に伝えるという主張だ。中国は武力行使も排除しないという。麻生氏は、軍事的に介入する姿勢を示すべきだという。小沢一郎氏がSNSで反論した。政権与党の幹部が戦争を煽っているという。頭を冷やすべきだという。立憲民主党の岡田幹事長は、軽々に言う話ではないという。そもそもアメリカは台湾有事で戦う覚悟を示していないとのこと。ペロシ下院議長の台湾訪問の際には、台湾と全世界で民主主義を守るアメリカの決意は揺るがないという。ペロシ下院議長は、武力によって何かが起こることは望んでいないといい、軍事的関与には言及していない。バイデン大統領は台湾を守るために軍事的に関与すると失言をした。ホワイトハウスはすぐさま政策に変更はないと火消しした。アメリカは台湾への軍事介入をあいまいにする戦略だという。なぜアメリカは戦う覚悟を示さないのか。アメリカが台湾有事に介入すると名言すると、中国からすれば外部勢力が関与しているので、武力攻撃をする判断になりかねないという。中国は外部勢力の関与があった場合は台湾の武力統一に踏み切るという。「戦う覚悟」と発言した麻生氏に対しては、公明党幹部は、中国を刺激しているという。本来なら避けてほしい発言だとのこと。