2003年に渡邊と磯畑は台湾に乗り込んだが、工員の確保という問題に直面した。時速300kmで走る高速列車はレールの繋ぎ目にわずかな凹凸があると跳ね上がってしまう。台湾高速鉄道ではレールの凹凸は0.2ミリ以内にすることが義務付けられており、粗仕上げを行う技術者が数百人必要だった。渡邊は磯畑に台湾の工員を育ててもらうようお願いし、磯畑は通訳を20人雇い台湾の工員を集め研修が始まった。そして日本との文化の違いなどを乗り越え7月にレールの敷設工事がスタート。しかし現場のムードは悪く工事のスピードは上がらなかった。
