人口約1000人の貧しい中国の村が、バスケットボールで村おこしして観光客を呼ぶことに成功した。貴州省にある台盤村を取材した。村にバスケットボールが伝わったのは20世紀初めで9割以上がバスケをするという。80年以上にわたり毎年村人が参加するトーナメント大会が開かれていて、去年中国全土のアマチュアチームにトーナメントへの参加を呼びかけたところSNSで拡散され大人気となり、米国のNBAにちなみ「村BA」という愛称がつき640万人の観光客が押し寄せた。成功に肖ろうと他の省から視察団が訪れる様子もあった。岑江龍主任は「80年近くやっているが、爆発的人気になるとは思いもしなかった」などと話した。