岐阜県高山市は午後1時すぎまでの12時間雨量が190mmと平年の6月1か月分を上回る大雨となった。隣の下呂市の川では水位が急に上がり、釣りをしていた男性が岩場に取り残され救助された。また午後6時までの1時間には鳥取県が日南町に設置した雨量計で51mmの非常に激しい雨を観測した。梅雨前線は停滞するため、大気の不安定な状態は東海・九州などですも続く見込みで低い土地の災害や土砂災害などに十分注意が必要である。一方、東京の小笠原近海で発生した台風2号はあす未明にかけて小笠原諸島に最も近づく見込みである。小笠原諸島ではあす夕方までの24時間に降る雨の量が80mmと予想されていて、土砂災害に十分注意が必要である。台風はあさって朝までには熱帯低気圧に変わって関東付近に近づく見込みとなりあさって関東で雨が強まるおそれとなる。