今月5日に発表された人口動態統計で、去年の婚姻数は90年ぶりに50万組を下回った。こうした中、自治体や企業がマッチングアプリを活用して出会いの場を提供する動きが広がっている。1年以内に結婚した夫婦に出会いのきっかけを聞いた調査では、4人に1人が「マッチングアプリ」と答えている(明治安田生命の調査より)。昭和の時代には、結婚相手を探す場が集団お見合いだった時期も。時は流れ、令和の今、女性1人が生涯に産む子どもの数を示した合計特殊出生率は過去最低の1.20にまで下がっている。東京都は0.99で最も低く、初めて1を下回った。東京都は対策の1つとして、この夏にもAIを使った独自のマッチングアプリの提供を始める。マッチングアプリ「ペアーズ」の紹介。最新のマッチングアプリでは、ロマンス詐欺やなりすましなどの不正を防ぐためAIを使った安全対策を強化している。