ギャンブルに人生を賭けますか。吉本興業が所属タレントを対象に、オンラインカジノ問題などについてのコンプライアンス研修を行い、対面でおよそ700人が参加した。ジャーナリスト、池上彰さんと議論を交わしたのは、サバンナ高橋さんや、椿鬼奴さん、おばたのお兄さんら、人気お笑いタレント。客席で聞いているのは、およそ700人の吉本興業に所属するタレント。きょう午後、吉本興業は、オンラインカジノ問題をメインテーマにした、コンプライアンス研修会を東京・文京区で開いた。スロットやスポーツ賭博など、スマホやパソコンから24時間簡単にアクセスできるオンラインカジノ。海外で合法的に運営されていても、日本国内からアクセスして賭博を行うことはすべて犯罪。しかし、吉本興業に所属するタレント10名弱がオンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、警視庁から任意聴取を受けた。その中には、史上初のM-1グランプリ連覇を達成した、令和ロマンの高比良くるまさんもいて現在、芸能活動を自粛している。こうした中、開かれたコンプライアンス研修会では池上彰さんを交え、何が違法なのかをテーマに議論した。吉本興業は、オンラインやアーカイブで、所属する6000人ほどのタレント全員に、必ず受講をさせるという。