テーマは「探究型学習」について。自ら課題などを立てて答えを探していくもので、子供に体性や問題解決能力が身に付くという。都立高校でも授業に盛り込まれており、大学入試でも重要視され始めている。河合塾が運営するドルトン東京学園の安居さん。探究型学習の整備に携わり、2年前には校長に就任。米国の教育化が開発したメソッドを取り入れているんだそう。
1927年創立の新渡戸文化中学校・高等学校。定員割れに苦しんでいたころに探究型学習を導入し、一転して受験者数が増加。難関大進学者も増加。ここで理科を担当する奥津さんは「ブランディングデザイナー」としても活動。子供と同じ目線に立って教育を行っているんだそう。
女子美術大学付属高等学校・中学校は、世界でも珍しい美大付属校。出願者数はここ7年で倍以上に。桃井かおり、賀来千香子など輩出。ここで美術を担当するほか広報も兼務する並木さん。同僚に比べれば「アーティストらしさ」は薄いんだそう。美術の専門的教育だけではなく、学びを広げていくような教育をしているんだそう。
数々の学校で改革を行ってきた日野田さん。36歳で大阪・箕面高校校長に就任すると、英語教育プログラムを一新。海外の名門大学への合格者も多数輩出。その育成法について著書も出版。財団も立ち上げ、探究型学習を広げる活動を行っている。