立憲民主党の代表選挙が3日後に迫る中、野田元総理大臣がおよそ40人の支持を集めてリードしていることがわかった(日本テレビの分析による)。近く解散総選挙が行われるとの見方が広がる中で政権交代を狙うリーダーとして野田元総理の経験と安定感に支持が拡大している。枝野氏はおよそ30人の支持を集めている。泉氏と吉田氏の支持は20人程度にとどまっている。代表選は国会議員の票と党員サポーター票などを合わせた740ポイントで争われるが、党内では党員サポーター票などでも野田氏リードとの見方が広がっている。20人を超える議員が態度を明らかにしておらず情勢は変わる可能性がある。今回は解散総選挙を見据えて現実的な政策を訴える場面がみられる。原発政策については「原発ゼロ社会を1日も早く実現する」との表現を多くの候補は使わず「原発に依存しない社会の実現」といった言い方にとどめているのが目立った。実現可能な政策を訴えて政権の担当能力を示す狙いがあるとみられる。