TVでた蔵トップ>> キーワード

「吉田浩二さん」 のテレビ露出情報

終戦後60万人の日本人が当時のソビエトに連行され、過酷な労働を強いられたシベリア抑留。およそ5万5000人が犠牲になった。99歳の吉田さんは利尻島で生まれ育ち、一昨年まで漁師をしていた。1945年3月、陸軍の衛生兵として、樺太に渡った。終戦後はシベリアに連行されたとのこと。思い出すことは自分達が入る穴を自分達で掘ること。吉田さんは収容所を転々としながら、過酷な労働に従事した。木の伐採や鉄道建設など1日8時間以上働き、十分な食事は与えられなかった。冬の厳しい寒さも吉田さんらを苦しめたとのこと。4年間の抑留を生き抜き、故郷に戻ってきた吉田さん。平穏な暮らしを送る中でも、自らの手で埋めた仲間のことがずっと心にあったという。シベリアには今も遺骨が残されている。遺骨の収集はコロナ禍で中断。さらにロシアによるウクライナ侵攻で再開の見通しは立っていない。吉田さんは自宅近くにおととし慰霊碑を建てた。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.