町立の教育施設「学び舎ゆめの森」が完成した。きのうは町や建設業者などの関係者10人あまりが参加して引き渡し式が行われ、吉田淳町長が「新たな施設で0歳から15歳までの子供が躍動する姿が目に浮かびます」などと述べた。この施設は大熊町の町立学校などが今年4月に12年ぶりに地元の戻るのに合わせて完成する計画だったが、資材の納入遅れで約3か月遅れ仮の建物を使用していた。約3万3千平方メートルの敷地には図書ひろばを中心に教室を放射状に配置した2階建ての校舎や人工芝のグラウンド・畑なども備えられている。現在こども園や学校には29人が在籍していて来月25日からあらたな施設で学び始める。