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「吉田町(静岡)」 のテレビ露出情報

巨大地震発生により沿岸部の津波被害が想定されている静岡県。2013年に被害想定を見直したところ、最悪の場合津波の犠牲者は9万6000人に及ぶことが判明。県では、犠牲者を10年間で8割減少することを目標に、ハード面などの対策が進められてきた。浜松市には、全長17.5kmの防潮堤を整備。現在建設中の川の水門と合わせ、深さ2mの浸水想定区域を9割以上減らす計画だ。各地に津波から避難する施設も整備。津波避難タワーが117棟、津波避難ビル・津波避難協力ビルは1317棟が指定されている。この他、道路を有効活用した、歩道橋型の避難施設もある。こうした整備により、津波避難施設の空白域はほぼ解消されたという。
ソフト面の対策として、各地で避難訓練が実施されている。人口13万余の駿河湾に面した焼津市、マグロやカツオの水揚げで有名だ。海の恵みを受けているこの街も、津波被害が想定されている。市内で行われる防災訓練を取材した。9月28日午前10時、焼津市役所。即座に姿勢を低くし、机の下に身を隠す。1分後、訓練は終了。見たところ普通の防災訓練のようだが、実は訓練は市役所だけでなく市内全域で同時刻に実施されていた。海岸線から約3kmにある幼稚園。同時刻の午前10時、園児は体を丸めて頭を守るポーズをとった。同時刻の焼津駅、屋外にいた参加者は、サイレンが鳴ると屋根や柱など倒壊の危険性がある場所を避け、持っていたカバンで頭を守る。市内の至る所で行われたこの訓練は「シェイクアウト訓練」という。シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカで始まった地震の一斉訓練。まず低く・頭を守り・動かないという、3つの安全確保行動を基本に行うが、決められているのは時刻だけ。訓練を行う場は限定せず、参加者はその時にいる場所で行う、実践的な訓練。現在、多くの地域や団体で実施されており、焼津市では2018年から毎年行っている。身を守る行動の後はすぐ避難。続けて津波からの避難に移る。静浜幼稚園は海抜10m以上の地域にあるが、想定以上の津波に備え、より高い場所への避難を考えている。ハードとソフトの両面から津波対策を進める静岡県、さらなる住民の防災意識の向上を図っている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月12日放送 16:48 - 18:50 テレビ朝日
スーパーJチャンネルnews BOX
鮮度抜群のシラス。ぷりぷりの海の宝石。日本有数のシラスの水揚げ量を誇る静岡県の吉田漁港。まもなく今シーズンのシラス漁が終わりを迎えようとしている。9年前をピークに以降静岡県のシラスの水揚げ量は減る一方。ここ2年連続で不漁に。原因は黒潮の大蛇行や駿河湾でのイワシ減少など。シラスの仕入れ価格は1kg700円前後だったが、1400~1500円に値上がりしているとい[…続きを読む]

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