原子力発電所で出る核のごみの処分地の選定に向け、 調査を受け入れるか議論される中、この問題をテーマにした演劇が一昨日まで都内で上演された。「同郷同年」は過疎に悩む架空の地域の幼馴染み人が国などからのお金でふるさとが再生できるとして核のごみの処分地の誘致を目指す物語。今回が3度目の上演。3人のうちの1人を演じる福島市出身の川口さん。舞台が原発にふれる機会になればと考え演じているという。3人のふるさとは処分場を受け入れることを決める。しかし、考え方の違いにより3人の関係は修復できないほど崩れていく。脚本を手掛けたくるみざわしんさんはこの問題は一部地域だけでなく日本全体でみんなで考えるべきとした。劇はインターネットで有料配信予定。