葛飾区の柴又の草だんごの老舗「吉野家」。創業から108年、名物草だんごの味を守り続けている。達人の技というのが、草だんご作りの達人の名取さん。大変なのが、つきたての餅が熱いこと。 氷水で手を冷やしながら次々と団子を作っていく。1分間に24個作り出し、誤差は数グラムだった。草だんごは1個から買えて食べ歩きとしても人気。親から3代目を受け継いだ名取さん。小さい頃はあまりいい思い出はなかったが、両親が亡くなり継ぐようになってありがたいと思っているという。草だんごのこだわりは乾燥ヨモギ。青森県産と長野県産を使用。思いは、細く長く受け継いでいけたらと思っている。