東京・墨田区の京島地区は倒壊の危険度が高いエリアとなっていて、リフォームも必要な住宅も多いものの、高齢者が多く家が密集していてリフォームをしたくないという声も多いという。その一方で古い住宅街のリフォームが西日本では実現しているという。名古屋工業大学の井戸田秀樹氏によると、従来の半額となる150~200万円ほどでリフォームが可能になるといい、西日本では耐震対策として多くの自治体が100万円以上の補助金を出している。これまでは天井と床を解体して工事を行う必要があったが、新たな広報は壁に合わせて合板を貼り付けていく手法であることから天井を壊さなくても良くなったのだという。