将棋八大タイトルのひとつ「王座戦」の五番勝負は、第1局で藤井聡太七冠が勝利し、王座初防衛にむけ好スタートを切った。王座戦五番勝負はきのう、神奈川県秦野市で始まった。藤井聡太七冠は去年、王座を永瀬拓矢九段から奪取し、史上初の八大タイトル独占を果たしたが、今回は立場を入れ替えて王座初防衛を目指している。第1局は午前9時に始まり、夜まできっ抗した戦いが続いたが、やがて藤井七冠が優勢に。終盤では永瀬九段も必死に攻め続けるも藤井七冠に見切られ、永瀬九段が投了。勝った藤井七冠は、初防衛にむけ好スタートを切った。第2局は、今月18日に愛知県名古屋市で行われる。