人手不足が進むバス業界で、一定の技能を持つ外国人を受け入れる特定技能制度の利用が進んでいる。故郷に家族を残し日本で頑張る外国人運転手を取材した。インドネシア出身のドゥウィ・ハルジャントは路線バスを運転する新人ドライバー。ドゥウィら3人は、特定技能制度によって名鉄バスの運転手に採用された。特定技能は、農業や建設など人材を確保することが困難な特定分野で働く外国人のための在留資格。日本ではバスの運転手がことし約2万人不足し、4年後には3万人を超えるとみられ減便や路線の廃止などの対応が進みそうだ。母国でエンジニアとして働いていたドゥウィは、妻と3人の子どもを養うためひとりで日本へ来る決心をした。日本車も多く走り左側通行などの共通項も多いインドネシアだが、覚えるべき日本のルールは多い。入社から5か月、客を乗せる研修までたどり着き、先月ひとりで営業運転をスタートした。ドゥウィは今後も愛知県豊田市内の路線を主に担当する。ドゥウィは「豊田市の皆の役に立てるような立派な運転手になりたい」と話した。
