名古屋市内の小学校が学級写真を廃止し、一部の保護者が反発している問題。一昨日学校側が説明を行ったが、保護者からは納得できないと不満の声が上がっている。今日行われた会見で小学生の子供を持つ保護者が憤っていた理由、それは学級写真の廃止。事の発端が、名古屋市内のある小学校が毎年新年度に各クラスで撮影していた学級写真を突然取りやめたことだった。保護者がそのことを知ったのは今年4月に配られた「学校便り」。そこにはその月にあるはずだった。学級写真の撮影および販売について今年度より実施しませんとのお知らせが。そもそも小学校が学級写真を撮影しなくなったきっかけというのが、去年逮捕者が相次いだ小学校教員による盗撮などの事件。名古屋市では盗撮対策のほか、子どもの撮影に関する見直しが行われてきており、この小学校ではPTA役員とも話し合った結果、プライバシー保護のため独自の判断で学級写真の撮影をやめたという。さらに学校側はクラスの全児童が正面を向いて撮影するため、“AIなどで加工され悪用される危険がある”としている。これに対し一部の保護者は市の教育委員会に学級写真の復活を求め、保護者約220世帯の署名を提出。そんな中、一昨日この小学校が説明会を開催。改めて学級写真を廃止する方針を示した一方、運動会などで希望する児童だけでの集合写真をクラスごとにとると代替案を説明したという。その説明会を受け、廃止に反対する保護者側が今日会見を開き、学級写真の必要性を訴えた。保護者によると運動会などでクラスごとに集合写真を撮影するという代替案については、「プライバシーと肖像権は(運動会などの)集合写真のほうではないんですか?」との質問に学校側は「あります」と答え、それに対して「おかしくないか?」と質問したところ回答がなかったという。それで結局のところ4月初めの学級写真が撮れるんじゃないかというところに行き着くので、「全体的にすっきりした説明ではなかった」と話した。保護者は「納得できない」としている。また会見では学校に再検討を促す指導を行うよう市の教育委員会に要望書を出す方針を示した。学校側は今後保護者に理解を求めていくとしているが、果たして納得のいく説明がなされるのか?
