まずは外国人観光客の訪問先1位の渋谷で調査。オーストラリアから来た家族の予算は5人で192万円。お父さんの職業は海洋調査の仕事で年収は25万豪ドル(2370万円)だという。ハチ公前で写真を撮っていたオーストラリアから来日したジャンさんは車のエンジニアで年収は470万円、予算は約39万円。兄のオーノルさんは製薬関連で年収は1100万円、予算は同じく約39万円だった。2人はBAPE STOREに行くということで靴と上着とカバンを購入。66000円だった。オーストラリアから来たクリスチャンさんも日本のファッションに興味津々。実はファッションデザイナーで年収は760万円、旅の予算は50万円だという。クリスチャンさんは物価の安さに驚き、一緒に来日したデイビットさんも酒も食べ物も安い、こっちのマクドナルドの方が安いと話した。続いては2度目の来日となるシンガポールから来た夫婦。シンガポールの平均年収は約700万円。前回は着物を体験し今回の目的はくまモンに会うことだという。東京から新幹線で6時間かけて熊本まで行きくまモンとの写真撮影に成功した。これまでの外国人観光客といえば爆買いだったが今は体験にお金を使う人が増えている。スペインから来た夫婦はポケモンが好きということで7000円で買った衣装に身を包み向かったのは、映画「君の名は。」の階段だった。2人の旅行予算はバイトで貯めた45万円。続いてかつて爆買いの街として有名だった秋葉原で調査。クウェートで中学校の教師をしている男性の年収は500万円くらいで旅行予算は100万円だった。秋葉原で買ったのはゲーム機のコントローラーなどお土産は少しだけ。温泉に入ったり名物の黒玉子を食べたりなど体験がメインだった。インドネシアのジャカルタから来たという人は家族6人で2週間の旅の予算が10万ドル(1500万円)、新幹線や飛行機で日本中を旅するという。仕事はジャカルタでレストランを経営しており年収は言えないとのこと。外国人観光客80人に調査したところ、日本で使う平均予算は50万6000円、平均年収は1048万円だった。