早速教えていただいたさとうみ庵に向かうショビーさん。タクシーの中で地域の漁業について質問する。現在この地域では漁獲量が減っており、その原因は温暖化でではないかと聞く。教えていただいたさとうみ庵では海女小屋を再現するなど海女さんに関して勉強できる。施設にはこの時現役の海女さんがいらっしゃるということで話を聞けることに。お会いした林さんはキャリア54年の海女さん。海女さんに関して「なくすのはもったいないが、現在は海の状態が良くないため若い人が海女さんになっても生活できない」と今後海女という仕事がなくなってしまうのではと危機感があることを話してくれた。その後もショビーさんの質問に対して1時間ほど質問。ちなみに海女さんは縄文時代中期からその存在が確認されており、ふなどと呼ばれる2人一組で行う漁と、同じ船に複数人が乗るノリアイ、陸から漁場まで泳ぐカチドという3種類の漁が志摩半島では行われている。海女さんとの出会いにショビーさんは感激した様子だった。