自民党・河野太郎デジタル大臣が3回目の自民党総裁選への出馬を正式に表明した。派閥の裏金事件について河野氏は、「不記載になってしまった金額を返還することでけじめとして前へ進んでいきたい」とコメント。“裏金”があった議員には金額分の返納を求めるとした。自民党中堅議員は「キチンとけじめはつけなければいけないがそこまで言う必要はない。安倍派の反発は必至だ」。前回の総裁選で、河野太郎氏は、石破茂氏と小泉進次郎氏との共闘態勢「小石河連合」で挑んだ。小泉進次郎氏は30日に出馬会見を行う方針。石破元幹事長は先週土曜、地元・鳥取の神社で正式に出馬表明を行った。石破氏には、鳥取県初の総理大臣を期待する声が相次いでいた。河野氏、小泉氏について、石破氏は、「河野氏の一途さは立派だと思う。小泉さんのあのセンスはすごい。あのキャラクターは魅力的」。一方、立憲民主党は代表選の立候補予定者を対象にした事前説明会が開催された。枝野前代表、泉代表、野田元総理など7人の議員関係者が参加した。