2015年、長野県佐久市で男子中学生がはねられ死亡した事故。ひき逃げの罪に問われた被告に一審の長野地裁は懲役6か月の実刑を言い渡した一方、二審の東京高裁は無罪を言い渡していた。最高裁はきのう、「臨機応変な救護措置を取らなかった」と指摘し、二審の無罪判決を破棄して一審判決を支持した。男子中学生の母親は「判決を聞いた瞬間、涙があふれました。ようやく被害から回復に向けた一歩が踏み出せるような気持ちです」、男子中学生の父親は「ようやく墓前に報告することができる」と心境を語った。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.