TVでた蔵トップ>> キーワード

「和D-53号事件」 のテレビ露出情報

TBS報道局社会部の本橋駿が解説する。新札の偽装紙幣で全国初の摘発がされたことについて捜査関係者によるとこれまでは摘発の難しい事件もあったが、今回は粗雑なニセ札だったので受けとった側も気づきやすく、通報も複数あったので摘発がしやすかったという。1962年、戦後最大のニセ札事件「チ-37号事件」は日本各地で精巧なニセの1000円札が343枚発見された。警察庁幹部によると、精巧に作られたニセ札は受け取った人が気づかなければ流通し続け、見つかったとしても作った大元にはたどり着けない、そこが捜査の難しさだと話していた。「チ-37号事件」については時効を迎えた。これまで千円札の肖像は聖徳太子だったが事件をキッカケに伊藤博文が描かれた新紙幣が発行された。1993年には、大阪や京都で500枚を超えるニセ1万円札が見つかった「和D‐53号事件」が起きた。このニセ札はATMや両替機を欺き、世間を騒がせた。磁気インクを使用していて機械でも判別出来なかったという。こちらも未解決のまま事件は時効を迎えた。現在のニセ札捜査では、DNA・指紋など科学捜査の技術が向上し、防犯カメラが普及し、リレー捜査で犯人が見つけやすくなったという話もあった。偽造通貨対策研究所の遠藤智彦所長によると、ニセ札は海外で製造されている可能性がある、コロナ禍が終わり人の流れに乗じて流通が増えている、としている。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.