3月30日、本山早穂さんは3人の子供と一緒に自宅の裏山に入り、 山菜を採った。夫の清さんが混ぜごはん、味噌汁を用意し、5人で朝食を摂った。畑ではニワトリやウコッケイなど15羽を飼育している。30歳の時、早穂さんは都会を飛び出し、貯めたお金で土地を購入し、自ら家を建てた。清さんは心身の体調を崩して退職し、地元で大工として働いていた頃、早穂さんと出会った。3月31日、羊の毛刈りが行われ、1頭につき3kgほど取れるという。翌日、清さんが毛糸などに加工するなか、4人は知人の農家、坂本道彦さんとともにたけのこを収穫した。
ななちゃんは2019年、里子として本山家に迎えられた。早穂さんは双子の男の子を育てていたなか、ななちゃんは気性が穏やかとは言えなかった。それでも、早穂さんは「大変だけど幸せ」と話す。一家のモットーは「うまくいかなくても大丈夫、面倒くさいを楽しむ」で、早穂さん、清さんは「土と雑草しか生えてないのに、種をまくと野菜が出てきて、それを食べた鶏から卵が。その恵美をいただいて暮らすっていうのが結構、喜びですかね」と語った。4月17日、畑にはニホンミツバチの姿があり、養蜂の準備に取り掛かった。ハチミツができるのは来年。
ななちゃんは2019年、里子として本山家に迎えられた。早穂さんは双子の男の子を育てていたなか、ななちゃんは気性が穏やかとは言えなかった。それでも、早穂さんは「大変だけど幸せ」と話す。一家のモットーは「うまくいかなくても大丈夫、面倒くさいを楽しむ」で、早穂さん、清さんは「土と雑草しか生えてないのに、種をまくと野菜が出てきて、それを食べた鶏から卵が。その恵美をいただいて暮らすっていうのが結構、喜びですかね」と語った。4月17日、畑にはニホンミツバチの姿があり、養蜂の準備に取り掛かった。ハチミツができるのは来年。