ロンドンから返ってきた観山の2年後の作品は木の間の秋。まっすぐに並んだ木々の繰り返し、秋草の表現には写実的な描写とともに装飾性がみられる。展覧会では単眼鏡を使って作品を見ることができる。唐茄子畑は左右で全く構図が異なり、シュッと伸びた茎があり生き生きとした葉と花を添えている。飛び去るカラスを画面の端にあり、野菜や猫などが描かれる。その緻密さはカボチャの表面は、ツルのトゲトゲまで描かれるなどしている。地面の猫は飛ぶカラスを見ている。
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