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「喜多川歌麿」 のテレビ露出情報

江戸時代の吉原には家を守るため借金を背負った女性が2000人以上いた。人々は「狂歌」という、和歌などをもとに普段は言えない本音を歌ったもので鬱憤を晴らしていた。この庶民の本音に独創性を見出したのが蔦屋重三郎。彼は無数の狂歌から優れた歌を選び本にまとめて出版。そこには浮世絵をあわせた工夫がされた。身分を問わず一人ひとりを才能のある創作者として表舞台に立たせ話題に。専門家は日本独特の創作が誕生したと分析。狂歌のモチーフが広がったことで浮世絵の表現も彩りを増し、絵師たちも腕を上げた。生み出された多様な表現は海外の芸術家に衝撃を与え、これまで描くことのなかった人々の日常や自然の風景を描くようになった。このムーブメントはジャポニスムと呼ばれた。
戦後漫画の原点を言われる手塚治虫の長編「新宝島」。当時、出版物はGHQによって検閲されたが、手塚治虫は思うままに描き、赤本に作品を発表。のちにこの赤本を手に取った無名の作家たちがトキワ荘に集結。ここから日本を代表する名作が誕生。手塚治虫は漫画を描くことについてテーマとは自分自身が本来持っている主張を漫画に表す。アイデンティティを自分で確かめるために漫画を描かざるを得なかったと語っている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月4日放送 5:10 - 5:15 NHK総合
浮世絵EDO−LIFE「べらぼう」の世界(浮世絵EDO−LIFE「べらぼう」の世界)
喜多川歌麿が描き、蔦屋重三郎が出版した浮世絵「青楼十二時 続 寅ノ刻」を紹介。「青楼」は吉原などの遊郭、「十二時」は24時間を意味する。吉原の1日を12枚に分けてこっそり覗き見する吉原密着24時のようなシリーズ。「寅ノ刻」は午前4時ごろ。2人の遊女が描かれている。火鉢の上には鍋が乗っている。客の前では食事をとれない店もあり、お腹が減っていたのかもしれない。床[…続きを読む]

2025年5月4日放送 1:16 - 2:46 NHK総合
たたかう蔦屋重三郎 いざ!三本勝負(たたかう蔦屋重三郎 いざ!三本勝負)
蔦重が江戸の読者を驚かせた傑作を紹介。画本虫撰は、狂歌と絵を一緒に載せており狂歌絵本と呼ばれる。駆け出しだった喜多川歌麿が絵を描いており、歌麿は蔦重が見出した秘蔵っ子だった。光るトンボの羽根は雲母の粉を使った雲母摺という技法。とうもろこしはひと粒ずつデコボコと盛り上がっていた。浮世絵研究家の浅野さんは、徹底的にリアルに描く執念がある、最高級の彫師、摺師を動員[…続きを読む]

2025年5月2日放送 12:20 - 12:25 NHK総合
浮世絵EDO−LIFE(浮世絵EDO−LIFE)
顔を近づけ楽しげにひそひそ話をする2人の遊女が描かれた浮世絵。1人はキセルを持って一服、髪を高く結い上げている。「立兵庫」という、当時遊郭で流行した髪型。この絵のタイトルは「青楼十二時」。青楼とは吉原などの遊郭、十二時は二十四時間のことで、吉原の1日を12枚に分けこっそり覗き見するように描いたシリーズ。青楼の画家といわれた喜多川歌麿が描き、吉原生まれ吉原育ち[…続きを読む]

2025年4月29日放送 10:05 - 10:51 NHK総合
謎解き!ヒミツの至宝さん(謎解き!ヒミツの至宝さん)
蔦屋重三郎が手掛けた浮世絵の1枚が歌麿の美人画「ポッピンを吹く女」。美人画は当時のファッション誌のような役割を担っていたもので、美しい女性の全身像を描くのが主流だった。しかし、「ポッピンを吹く女」は女性の上半身を大きくクローズアップした構図で描かれており、斬新な構図で女性の内面を表現しようと試みた。この挑戦は大きな話題を呼び、「ポッピンを吹く女」は大人気作品[…続きを読む]

2025年4月28日放送 19:57 - 20:42 NHK総合
大追跡グローバルヒストリーFile03 フランス 浮世絵ブームを仕掛けた謎の美術商
林忠正はどんな美術商だったのかを大追跡。当時の商業年鑑を調べてみると日本美術の項目にひときわ大きく「HAYASHI」の文字。店の住所も記されていた。その場所の近くで画廊を営む美術商は、19世紀後半にヨーロッパで巻き起こった日本ブーム・ジャポニズムの中心人物だったのが林忠正だと教えてくれた。記録によれば、浮世絵は15万枚以上をパリに持ち込んだとされている。クロ[…続きを読む]

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