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「嗅覚ディスプレイ」 のテレビ露出情報

きょうはクリスマスイブ。今あらゆる匂いを再現しようという研究が進んでいる。100万通りの匂いを再現できる「嗅覚ディスプレイ」を紹介。匂いというものは複雑で再現が難しいとされてきた。色には三原色、味覚には五味があるが匂いにはそうした基本要素が見つかっていなかった。「嗅覚ディスプレイ」を開発した東京科学大学教授・中本高道さんは「多次元データ解析」という手法で185種類の植物などを分析し、その結果20種類の“要素臭”を特定した。要素臭は説明のつかない何とも言えない匂いだという。「嗅覚ディスプレイ」は作り出したい匂いに応じて要素臭を自動的に調合する。オレンジ、キャロットシードの匂いを再現してもらった。この技術が進化すると例えばスパイシーカレーを撮影すると要素臭を分析してそのデータをテレビに送信、内蔵された嗅覚ディスプレイで再現することで匂いを届けられるようになる。中本高道さんは、火事などがあった場合に一番早く匂いで感じている、そういった所を訓練するシミュレーターとしても使っていける、自由自在に扱えて視聴覚に追いつくくらいのツールを作るのが目標と話した。

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