総理大臣指名選挙をめぐり、きょう午後4時から、立憲民主党・国民民主党・日本維新の会が党首会談を行う予定。自民・高市総裁も野党党首と相次いで会談している。国民・玉木代表は、立憲との共闘に慎重な姿勢を崩していない。立憲が、政権交代を目指した大局的な判断を求めているのに対し、国民民主は、安全保障政策などの不一致を強調し続けていて、今回の野党党首会談での意見集約は困難が予想される。高市総裁は、まず、立憲の野田代表と会談。午後2時から約20分会談し、野田代表は、ガソリンの暫定税率の早期廃止などに向けて協力を求めた。会談後、野田代表は高市総裁に、総理大臣指名選挙に向けて、維新・国民民主との3党でまとまれば、公明にも呼びかけると伝えたことを明らかにした。物価高対策をめぐっては、臨時国会が召集されたら、補正予算案の審議を早期に行う考えで一致したとの認識を示した。高市総裁は、午後3時すぎから、国民民主の玉木代表と会談した。
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