NPTは国連加盟国のほとんどにあたる191の国・地域参加の国際条約で、核兵器を保有する米・ロ・英・仏・中の5か国に核軍縮に向けた交渉を義務づける一方、その他の国には核兵器の開発・保有を禁止している。再検討会議は条約の履行状況を確認し核軍縮の方向性について合意を目指すもので、国連本部で日本時間今夜11時頃から開始される。初めに国連のグテーレス事務総長が演説した後、各国代表が一般討論演説を行う。初日はフランスの外相らに続き日本の国光外務副大臣が発言する予定。原則5年に一度開催されるNPTの再検討会議では過去2回は「最終文書」を採択できておらず、3回連続で合意に失敗する事態だけは避けるべきとの声も高まっている。再検討会議は来月22日まで4週間にわたって開かれ、イラン情勢やウクライナ情勢などで締約国の間で対立が深まる中でも、核軍縮の国際的な枠組み維持のため国際社会が一致できるかが焦点となる。
