小さな赤い実をつけ正月飾りなどに使われるセンリョウの出荷を前に霧島市できのうはさみ入れ式が行われた。センリョウはたくさんの真っ赤に色づいた小さな実をつけ漢字で千両箱の千両と書くことから正月の縁起物とされている。霧島市では県内のおよそ半分を生産していてこのうち国分では国分センリョウとして15軒の農家が2.5ヘクタールの広さにおよそ6万本を栽培している。毎年出荷前の11月下旬にはさみ入れ式が行われきのうは国分センリョウ生産振興会の会長を務める佐々木利則会長の農地に30人ほどが集まり収穫を祝っていた。佐々木会長によるとことしは残暑の影響で色づきが1週間ほど遅れているという。